もしもの時の連絡手段〜THISISで緊急時に備えよう
私たちの生活に欠かせない存在となったスマートフォン。総務省が実施した令和2年通信利用動向調査の結果(※1)によると、情報通信機器の世帯保有率について、スマートフォンは8割以上の世帯が保有しているとされています。多くの人がスマホを通じで社会とつながっている今だからこそ、緊急時の事もきちんと考えておきたいもの。今回はそんな「もしも」の時に備えるTHISISの活用方法をご紹介いたします。
離れて暮らす家族とTHISISでつながろう
地震などの大規模災害が発生すると、通信回線が大変混雑し電話がつながりにくい状態が発生します。被災地での緊急を要する電話が利用できるよう、不要不急な電話は控え、安否の確認にはインターネットなどのデータ通信で使われる「パケット通信」を利用したサービスを利用する事が推奨されています。
しかし、災害時における安否確認では「直接会話したい」と感じたり、「声を聞いて安心したい」という思いから、音声通話でのコミュニケーションを選択したい方も多いのではないでしょうか。
インターネットを介して音声通話をする為には、お互いが同じサービスに登録し、相手と事前にアカウントを交換しておく必要があるケースがほとんどです。アプリのインストールやアカウント作成は、日頃からSNSを活用している世代には簡単な事ですが、離れて暮らす高齢の家族にとってはどうでしょうか?
総務省(2021)「ウィズコロナにおけるデジタル活用の実態と利用者意識の変化に関する調査研究(※2)によれば、SNSの利用率を年齢別で見ると、20~29歳が最も多く71.5%なのに対し、60歳以上では28.5%と、年齢が上がるにつれて利用率が低下するという結果になってます。手軽なコミュニケーションツールであるSNSも、高齢の方からすれば「難しい」と感じる存在なのかもしれません。
SNS上でのトラブルの可能性も心配だし、苦手意識があるものを無理に持たせるのも気が引ける。でもいざという時に備えてインターネット通話の手段は用意しておきたい・・・そんな時にピッタリなのがTHISISなんです。
Wi-Fiでいつでも通話ができる
THISISは、インターネットを介して通話を行うサービスです。
携帯電話の音声通話は、災害時のように多くの人が一斉に電話をかけると、回線が混雑して電話がつながりにくくなったり、また混雑で回線がパンクしないように通話が制限されたりします。
通話制限や何らかの通信障害が発生した場合、携帯電話の音声通話は利用できない状態になりますが、そんな時でもTHISISなら、Wi-Fiに接続することで通話が可能です。
例えば、大規模災害時に提供される「00000JAPAN」のような公衆無線Wi-Fiでも、インターネット接続ができればTHISISが利用できます。
「THISIS ID」さえ分かれば通話ができる
THISISの最大の特徴は、着信する人の「THISIS ID」(インターネット上のURL)さえ分かれば誰からでも発信ができるという点です。
SNSアカウントのように事前にIDを交換しておく必要がないので、SNSをやっていない、SNSアカウントを持っていないといった相手とも、THISIS IDを伝えるだけでインターネット通話ができます。
発信は、スマートフォンのSafariやChromeといったWebブラウザからTHISIS ID にアクセスするだけでOK。THISIS IDはURL形式なので、QRコードにして準備しておけば、スマホのカメラで読み込みそのまま発信ができるんです。アカウント登録など複雑なステップがないので説明も簡単ですよね。
不特定多数からの着信がある状態を不安に感じるという方も安心してください。THISISにはパスワードの保護機能があり、パスワードを入力しないと電話が発信できないように制限する事も可能です。高齢者やお子様が持つTHISIS IDにはパスワード設定をしておけば、家族専用の連絡手段として安心してお使いいただけます。
通話が繋がらなくてもメッセージを残せる
電話が鳴ってすぐに出られるとは限らないもの。後から着信に気付いて掛け直したら、今度は相手が出られず入れ違い、なんていう事ありませんか。
THISISには、通話がつながらなかった場合に発信者が残せる「書置きメッセージ」機能があります。
例えば災害時の安否確認など、直接会話ができなかったとしても、無事である事を知らせられれば相手に安心してもらえますよね。
伝言をメモに書いてテーブルに置いておくようなイメージで、離れた相手にもメッセージを伝えてください。
スマートフォンを通じて広い世界を身近に感じている私たちだからこそ「もしも」の時の備えに、災害時にも心強い存在のTHISISをご紹介しました。